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植物の光合成で酸素とエネルギーを生み出す「光合成建築」~ミラノサローネ2026の招待出展報告と共に~
公式イベント:ODW2026公式のページでも掲載しています
「建てる建築」から「植える建築へ」:
「光合成建築」は、建築を樹木のように機能させようとする提案です。通常の建築では、壁・窓・屋根は「光を遮る/取り入れる」「雨風を防ぐ」という役割を担います。「光合成建築」では、そこに植物の葉緑体を利用した光バイオ燃料電池を組み込み、建築を“エネルギーと酸素を生み出す環境装置”に変えるという、デザインとサイエンスを融合した研究・提案です。
例えば、伐採された樹木の葉や、規格外野菜など、本来廃棄される植物から葉緑体を取り出し、その溶液を透光性の2重パネルやチューブに入れ、窓・ 壁 ・屋根 ・家具などに組み込むことで、建築そのものが光合成し、エネルギーと酸素を生み出します。単に「植物を使った建築」ではなく、「生命の機能を建築の構成そのものに取り込む試み」です。
摂南大学の川上教授と松尾教授により提唱された世界初の提案は、2026年4月、ミラノサローネに招待出展し、大きな称賛を得ました。この度、大阪サローネにも実物を展示します。
講演者
川上 比奈子 摂南大学理工学部住環境デザイン学科 教授
松尾 康光 摂南大学理工学部生命科学科 教授
プロフィール

1963年生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程を修了。博士(学術)2009年から摂南大学にて教授。主な研究テーマは,建築家アイリーン・グレの空間概念に関する研究,および、パリでグレイと協働した日本美術家,菅原精造と稲垣吉蔵の功績を再考する研究。主な論文に「アイリーン・グレイの最小限住宅E.1027におけるデザイン手法に関する研究」,「アイリーン・グレイが学んだ菅原精造の日本漆芸の背景」【日本デザイン学会年間論文賞受賞】,著書に『モダニズスト再考』,『作家たちのモダニズム』など。2017年から生命科学科、松尾教授と共同融合研究「光合成建築」を開始し、現在に至る。
1968年生れ。東京理科大学大学院修士課程修了、帝京平成大学情報学部助手に着任。1997年東京理科大学にて論文博士(理学)を取得,東京理科大学理学部応用物理学科助手に着任。2007年摂南大学工学部准教授を経て,2010年4月より摂南大学理工学部教授。バイオエネルギー、環境技術・環境材料、生物物理、機能物性化学、次世代水素エネルギーを専門とし、特に、自然界に豊富で、環境負荷のないバイオマテリアルを利用した全く新しい水素生成法や燃料電池電解質に関する研究に注力しており、この分野で数多くの論文を発表している。2017年から生命科学科、川上教授と共同融合研究「光合成建築」を開始し、現在に至る。
| 日時 |
2026年9月26日(土)16:00開始
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| 展示会場 |
〒540-0029 大阪府大阪市中央区本町橋2番5号 |
| 料金 |
無料 |
| お申し込み方法 |
お申し込みは無しで、ご覧いただけます。 |